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競合と協業しちゃおうという世界観

2020.06.22

どうもこんにちは。ここ最近、趣味で事業コンサルっぽいことを始めた豊川です。

「っぽい」ってどういうこと?と思われるかもしれませんが、そんなに深い意味はなく、僕自身が事業コンサルタントという仕事をしたことがないので、「私は事業コンサルティングをやっています!」と言い切れないだけです。笑

とはいえやってることは「事業コンサルティング」だと思うので、安全な方向に倒して「っぽい」とつけてます。

っというどうでもいい話はおいておいて、この事業コンサルっぽいことを始めて、「教育関連事業」や「料理関連事業」の方とお話をする機会が出てきました。その中で共通して「競合」の捉え方に関して考えされられる機会があったので、自分の考えをまとめていこうと思います。

「競合」ってなに?

「競合、競合」ってよく聞くんですが、「競合」という意味をインターネットで検索すると色々と難しいワードで説明されているものが多いのですが、Weblioの説明がシンプルでしっくり来たので転載します。

商業上、競合の関係にある、他の企業。同種のサービスを提供している、同じ消費者をターゲットとしているなど。

おそらく大体の人が言う「競合」のイメージはこんな感じだと思います。もっと平たく言うと「似たようなことをやっている人たち」とかかな?

豊川が思う「競合」

個人的には「似たようなことをやっている人たち」は「競合ではない」と思ってます。というよりはまだ「競合」として判断がしきれないというのが正しそう。

というのも「似たようなことをやっている人たち」の中でも、肌が合ったり、思想が近そうであれば「協業」と捉えられるからです。別に同じようなことをやっているだけで敵対視する必要はないんです。むしろ思想が近いのであれば味方です。達成したいことに近づくことができるチャンスと捉えています。

なんかそう考えると「競合」って何処にいるんだろうなぁ、と少し頭を悩ませてしまいます。まぁ強いて言うなら「似たようなことをやっているけど、こちらからすり寄った際に怪訝な対応をされる人」なのかなぁ?そういう人にあまり会ったことがないので、あんまりピンとこないです。

何が言いたいか?

そんな事を言うと「いや、ウチは○○の事業をやっていて、ここで顧客の取り合いが発生しているんだから競合は山程いるんだよ!」と言われてしまうかもしれません。まぁそれは人それぞれの捉え方の話なので、そこで議論をしていても前に進まないので、そういう方がいらっしゃれば、この先の内容は読まなくても良いかなぁと思います。

今回の記事の中で僕が言いたいのは、それこそ「競合」の捉え方次第で行動はいくらでも変わるよ、ということなんです。「競合」という言葉を柔軟に捉えられる方はどうぞこの先をお読みください。

狭義(短期)の競合は広義(長期)の協業・顧客

豊川の世界には「競合」はほとんど存在しないレアな生き物です。豊川は「狭義(短期)の競合は広義(長期)の協業・顧客」であると捉えています。

どういうことかいうと、今やっていること(狭い範囲や短期的なこと)だけにフォーカスすれば山程競合が出てくると思います。例えば、あなたが「家庭教師事業」をやっていたとします。この事業のことだけを考えると一見競合は山ほどいて、同業(家庭教師の他社)や周辺事業(塾とかオンライン教材)とかが挙がってくるんじゃなかろうかと思います。

でも、これをもう少し広い視点や長期的なスパンで考えてみると協業と捉えられるようになります。例えば、あなたが「教育をエンターテイメントに変えていきたい、その手段の一つとして家庭教師をやっている」とします。ここで言う広い視点及び長期的なスパンというのは「教育をエンターテイメントにする」ことを指します。

「教育をエンターテイメントにする」って生半可な覚悟では達成できない難しそうな目標ですよね。この目標を達成するのに誰の意識を変える必要があるかというと、少なくとも「教育を受ける人」と「教育を与える人」の2種類の人の意識を変える必要がありそうです。

もっと具体的に言うと、教育を受ける人 = 生徒、教育を与える人 = 親、学校の先生、家庭教師、塾の先生などなど教育関連事業の人たちになると思います。

なんとなく見えてきましたかね?

広い視点や長期的なスパンで考えると、今まで「競合」だと思っていた人たちと協力していったり(協業)、説得していったり(顧客)しないとダメなんです。でかい野望は達成できないんです。

狭義(短期)の競合と接するにあたって

そろそろまとめに入りますが、最後に「とはいえめっちゃ辛いと思いますよー。」という言葉は添えておきます。競合だと思っている人と協業しないといけないので、結果短期的な目線では顧客を取られる可能性も出てくると思います。

このあたりについては、月並みですがキンコン西野さんやホリエモンが言う「目先の利益を追いかけるな」という言葉を自分の胸に杭打って臨んでもらうことをおすすめします。多分めっちゃ辛いし大変だし、欲に目がくらむことがあると思うので。

ということで競合のことで悩んでいる皆さんは是非参考にしてみてください。ではまた。

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